2013/12/18 1:00 PM NEWS

消費税調査をなめると痛い目に合う

消費税は法人税と一緒

 

こんな指摘がなされるが、かなり差があることも事実。

こと、税務調査においてはその差が如実に出る局面が

あり、警鐘を鳴らす意味で週刊エコノミストに寄稿した記事

がコチラ。

えこのみすと



この記事で一番言いたいこと。それは、

 

法律ではなく、当局の決裁の相違

 

である。消費税は法律に実質判断を持ち込ませないような

仕組みで作られている。

となれば、法人税で認められる強引な事実認定は使いにくい。

このため、当局が消費税を取り締まる際、刑事罰を視野に入れた

強権処分をせざるを得ないわけだ。

この点、法人税はかなり決裁のハードルが高いが、消費税は

そうではないわけで、結果法人税中心の税理士は、やりすぎ

と思う。しかし、これが消費税調査の現実なのだ。

 



ABOUT ME

松嶋洋 税務調査対策専門及び税務訴訟に強い税理士。 16,000部のベストセラー『税務署の裏側』著者。 元税務調査官であり、税制改正セミナー講師を 務めるなど、税法解釈と調査対策を得意とする。 税理士が教えない超簡単な調査対策について、 無料レポート発行中
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