2014/03/05 10:00 AM NEWS
金融税制のむずかしさから見る税法解釈のスタンス
税法が難しすぎるがどうすればいい
昨日のブログからは、こんな声が聞こえてきそう。 丁寧に条文を読めば間違いはないので問題はない、 と言えばそうなのだが、条文にも実は間違いは多い。 税法は仕組みが複雑なので書く方も間違える、というのが 正直なところだが、当局はこの間違いをあまり認めない。 条文間違えてると表明すると、恥であり国家への信頼が 揺らぐからだ。 この点、またの機会で詳細に解説することとして、 本ブログでは読み方を解説したい。読む上で 必要になるのは、数学の練習と私は考えている。 数学は論理の塊であり、論理的思考を育てるのに 格好の材料だ。このため、数学が得意だと、 非常に有利に条文の概念を整理できる。 条文も論理の塊だし。 自慢するわけではないが、私は数学が得意な 文系だったので、かなりのアドバンテージが あると思う。得意になった背景は、高校時代の 恩師の存在がある。 その恩師の言葉を思い出したが、数学を得意に なるためには、問題をよむ読解力、すなわち 国語が重要ということであった。 以上を踏まえると、数学は理系科目、国語は 文系科目であるが、税法解釈には両方重要である、 と結論づけられよう。 大学入試は面接とか、科目を絞る傾向があるが、 税法が難しくなりすぎる昨今、本当にこれでいいのか、 ふと心配になった。
税務調査対策専門及び税務訴訟に強い税理士。 16,000部のベストセラー『税務署の裏側』著者。 元税務調査官であり、税制改正セミナー講師を 務めるなど、税法解釈と調査対策を得意とする。 税理士が教えない超簡単な調査対策について、 無料レポート発行中。
@yo_mazs
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