2014/03/08 6:22 PM NEWS

不確定概念と税務調査

不確定概念は難しい

 
税法のむずかしさの代表格として言われるのが、
「不相当に高額」などの不確定概念。

こんな用語が税法には多いので、内容がよく
分からないと言われるのだが、この不確定概念と
税務調査の関係を解説した記事が経済界に掲載された。

けいざいかい



細かいことは本誌を参照して欲しいが、一点言いたいことは、
難しいのは納税者だけでなく、税務職員もそうだということ。

相手も分からないから、いくらでも交渉できるし、
指導に納得できなければ戦えるのだ。

税務署が相手だと、相手が言うことはすべて正しいかのように
思ってしまい、このポイントを見過ごしてしまう。

そうならないよう、自信をもって不確定概念とは
戦う必要がある、と言えよう。



ABOUT ME

松嶋洋 税務調査対策専門及び税務訴訟に強い税理士。 16,000部のベストセラー『税務署の裏側』著者。 元税務調査官であり、税制改正セミナー講師を 務めるなど、税法解釈と調査対策を得意とする。 税理士が教えない超簡単な調査対策について、 無料レポート発行中
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