2014/06/13 9:00 AM NEWS
日程調整がうまくいかないと
日程調整がうまくいかないと無予告
こんな耳を疑うようなケースが、税務調査の事務運営指針で示されている。 「調査の円滑化」に問題があるから、こうせざるを得ない、というのが 当局の見解のようだが、お門違いも甚だしいと思う。 この点、納税通信で解説したのがコチラ。
そもそも、税務調査においては、 メールもFAXもダメだから、来署してください 17時以降は電話がつながりません などと、常識外れた処理を要請しながら、 連絡がどうしてもつかないから無予告、などと はよく言えたものだ。 協力を求めるものである以上、納税者本人に連絡する という馬鹿げた取扱いこそ即刻廃止すべきだ。 7月以降、書面の提出を要件に税理士のみに 事前通知することにはなるものの、このような 実務を無視した取扱いが法制化されることが 問題と考える。
税務調査対策専門及び税務訴訟に強い税理士。 16,000部のベストセラー『税務署の裏側』著者。 元税務調査官であり、税制改正セミナー講師を 務めるなど、税法解釈と調査対策を得意とする。 税理士が教えない超簡単な調査対策について、 無料レポート発行中。
@yo_mazs
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